1903年、肥薩線の開通に合わせて開業した大隅横川駅。嘉例川駅と並んで、現存する駅としては、県内で最も古い木造の駅舎だ。
完全な無人駅だが、とてもきれいに保たれており、開業当時からの姿をそのまま残しており、時が止まったかのような不思議な感覚になる。ノスタルジックな雰囲気で、写真スポットとしても人気があり、全国から鉄道ファンが多く訪れる場所だ。
2006年の10月には、100年以上前の姿をそのまま残し、当時の建築構造を知ることが出来る重要な建造物ということで、国の登録有形文化財にも指定された。
駅舎の柱には第二次世界大戦の中で被災した、機銃掃射の貫通した跡が残っている。
駅の駐車場に車を停めて、大隅横川駅の前にある横川商店街を歩いてみるのもオススメ。
そして現在、横川商店街の拠点的な存在になっているお店が「横川kito」。
店内は、県内の色々な場所からセレクトされた珍しい食品や、雑貨が並ぶセレクトショップと、建物奥がカフェになっている。昭和初期に建てられた建物をリノベーションしていて、あたたかい雰囲気の中で軽食や、ドリンクやスイーツを楽しむことが出来る。特に手作りのフルーツシロップを炭酸水で割ったドリンクは爽やかな味わいで夏にピッタリだ。
横川商店街散策の休憩にオススメ。
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【場所】
鹿児島県霧島市横川町中ノ39-1
【定休日】
無休
【交通アクセス】
九州自動車道溝辺ICから車で約20分
【問い合わせ】※電話番号
0995-45-5111(霧島市観光PR課)
⇒詳細はこちら
https://www.city-kirishima.jp/kirikan/shisetsu/kanko-leisure/029.html
※横川kito
鹿児島県霧島市横川町中ノ991-2
0995-73-3574
営業日・営業時間などはHPを確認。
https://yokogawa-kito.com/