鹿児島市下荒田にある「天ぷら新橋」。
古い建物の2階にあり、まるで隠れ家のような雰囲気だが、ここは、東京にあった伝説のお店・橋善の天ぷらを食べることが出来るお店だ。
橋善とは、かつて東京で三大天ぷら店の一つとして有名だった店。1831年に創業したということで、かなり歴史が古いが、2002年に閉店。その味は食べられなくなってしまったのだ。
しかし、その橋善の元料理長が唯一暖簾分けをしたというのが、ここ「天ぷら新橋」。現在は娘さんが板長として、伝説の味を受け継いでいるんだとか。
写真は新橋名物の「別製かき揚げ丼」。
まずはその迫力に圧倒される。タカエビと貝柱、三つ葉のかき揚げがどーんと鎮座している。写真だとご飯が見えないが、ちゃんとかき揚げの下にタレが染みたご飯が入っている。
衣はフワフワとしていて、かき揚げはしっとりとした食感。その中でプリッとしたタカエビの食感が際立っていて美味しい。鹿児島では甘い醤油やタレがお馴染みだが、ここはやはり江戸の味、ほどよく塩味の効いたタレでご飯が進む。
かき揚げが黒っぽいのは、ごま油で揚げているからなんだとか。香ばしい香りもして食欲をそそられる一杯だ。タレもさっぱり目なので、女性でもペロッと食べられてしまう。
かき揚げ丼の他にも、通常の天丼や、定食、唐揚げ定食など、ラインナップ豊富なのも嬉しいポイント。
店内はカウンター席と座敷のテーブル席があり、昔ながらのアットホームな雰囲気だ。
今はここ鹿児島でしか味わえない伝説の天ぷらを味わってみては。
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【店名】天ぷら新橋
【住所】鹿児島県鹿児島市下荒田1-18-22
【電話番号】099-253-9739
【定休日】水曜、第１・３・５日曜
【営業時間】※時短要請に伴い営業時間変更中
・11:30～14:00（13:45LO）
・17:30～21:00（20:15LO）
※日曜夜は～20:30（20:00LO）
【駐車場】有（2台分のみ、近くにコインパーキングあり）
https://www.instagram.com/tenpurashinbashi/
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