薩摩半島南部にある標高466mの大野岳。山頂からは360度の眺望を見渡すことが出来る。開聞岳や池田湖、茶畑など薩摩半島を代表する景観を望み、晴れて見晴らしがいい日には硫黄島や屋久島を見ることも出来る。
頂上までの道のりは綺麗に整備され遊歩道になっている。
遊歩道の階段は「茶寿階段」と名付けられ、108歳の長寿を祝う「茶寿」に因んだ108段の階段になっている。
人生を振り返り、未来を見つめ上がって欲しいとの思いから作ったのだとか。節目節目に還暦、喜寿、米寿などの言葉が刻んであり、楽しみながら登ることが出来る。
頂上には迫力満点の展望スポットがあり、撮影スポットとしても人気だ。
登り口の場所には大野岳神社がある。
鳥居脇にある石造りの仁王像があり、明治初めの「廃仏毀釈」の際に、仁王像の一体は東部と腕が破棄されたが、苦難を耐え抜いたもう一体は「不屈の仁王像」と呼ばれ、これにあやかろうと、ゲン担ぎになでる参拝者もたくさんいるんだとか。今では廃仏毀釈の歴史を語る上で重要な文化財となっている。
頴娃と言えば「いせえび荘」
【場所】
鹿児島県南九州市頴娃町郡
【交通アクセス】
指宿スカイライン「頴娃IC」から車で約15分
【問い合わせ】※電話番号
0993-36-1111(南九州市頴娃支所地域振興課)
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https://www.city.minamikyushu.lg.jp/kankou/kanko/sagasu/echiiki/onodake.html