令和2年4月11日から、一般開放された鶴丸城御楼門。
鶴丸城は、慶長6年頃に、のちに島津家第18代当主・初代藩主となる家久が建設に着手した島津氏の居城。
正面中央には、御楼門があり、その高さ・幅は国内最大級の大きさを誇るが、明治6年(1873)の火災で焼失。
これを再建しようと、民間の「鶴丸城御楼門復元実行委員会」と鹿児島県は、
平成27年 2 月に「鶴丸城御楼門建設協議会」を設立し、令和2年3月の完成を迎えた。
御楼門建設にあたり、史実等に基づき実施すると同時に、
御楼門の礎石などの遺構を保全する取組みや、強度を保つための工夫がなされている。
また、江戸時代の薩摩藩による宝暦治水工事の業績を縁に、
鹿児島県と姉妹県盟約を結んでいる岐阜県から提供された、
岐阜県産のケヤキや、湧水町のケヤキを使用しているんだとか。
梅雨時期からは堀の蓮の花が見ごろを迎える。
もともと鶴丸城の居館だった場所に現在位置する、県歴史資料センター黎明館の中にある
CHIN JUKAN POTTERY 喫茶室は休憩にオススメ。
薩摩焼の窯元である鎮寿官と、デザイン集団「ランドスケーププロダクツ」が手掛ける陶器に盛られた喫茶メニューが楽しめる。
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【場所】
鹿児島県鹿児島市城山町7-2
【開門時間】
県歴史資料センター黎明館の開館時間と同様
9:00~18:00(月曜、毎月25日定休)
◆CHIN JUKAN POTTERY 喫茶室(黎明館内)
平日・土曜日:11:00~18:00
日曜日・祝日:10:00~18:00
※休みは黎明館の休みに準ずる
【交通アクセス】
鹿児島中央駅より車で約15分
【問い合わせ】※電話番号
099-222-5100
⇒詳細はこちら
https://www.pref.kagoshima.jp/ab24/cms/documents/kagosimajou/kagosimajou.html