湧水町の昔ながらの田園風景に突如現れるイタリアンレストラン「イサオ・クチーナ」。
ヨーロッパで修行し、東京でイタリアンレストランを経営していたシェフのイサオさんが、故郷の鹿児島に戻り、元々は手つかずの荒れ果てた場所を、３年かけて復元。2012年にオープンしたレストランだ。宿泊所も併設されている。

レストランスペースは元々は牛舎だったんだとか。立派な梁に、石造りの壁、可愛らしいインテリアが配置されていて、温もりを感じる内装になっている。

お昼のメニューはランチコース。
前菜、パン、パスタ、メイン、デザート、ドリンクが付いており、
パスタとメインは数種類から選ぶことが出来る。

前菜は、シェフ特製のお肉を使った総菜が色々とのっているサラダ。

湧水町の西ノ村ファームのチーズも添えられていて、瑞々しいトマトとの相性バツグン。

パスタは、トマトソースのパスタ。

麺は平打ち麺で、ソースが良く絡んで美味しい。
フレッシュなバジルとトマトの酸味がたまならない。

パンも3種類運ばれてくる。

まだ熱々の丸パンに、色々なハーブが練り込まれたパン、イタリア発祥だというスティック状でサクサク食感のグリッシーニ。グリッシーニは塩味が付いているので、それだけでも美味しい。

メインは霧島サーモンの瞬間燻製。

肉厚で脂ののったサーモンと燻製のいい香りが相まって絶品だ。
残ったソースはパンにつけて・・・これも絶品。

メインはこの他にも、チキンやポーク、ラム肉を使ったものなどバラエティーにとんでいる。
2名で行った場合は、別々のメインを選ぶことが出来るのも嬉しいポイントだ。

最後はデザートとドリンク。ドリンクはコーヒーもしくは紅茶を選べる。

タルトケーキにジェラートも添えられていてこちらも大満足の内容だ。


特製のソースや肉を使った総菜は、販売されているものもあるので、
お土産に買って帰るのももオススメだ。

ランチは完全予約制。電話にて12時スタートもしくは13時半スタートを選ぶことが出来る。
最初から最後まで見た目はもちろん、食材も地元産にこだわった
まさに「とことん手作り」なメニューが味わえる。

県外からもわざわざ食べに来るファンが多いというのも納得だ。

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