
薩英戦争に向け整備された山川火薬製造所は、梅月寺付近が推定地だ。海運に便利な山川港の近くに設けられ、遠く硫黄島から原料を運んでいた。水車動力を活かすため、油燈所を改築した歴史がある。現地に残された護岸の石積みを眺めていると、当時の切迫した空気が静かに伝わってくるようだ。幕末の激動期を陰で支えた、力強い息遣いがここにある。荒波を越え物資を運んだ先人たちの苦労に、そっと寄り添いたいと感じる場所だ。
指宿方面へのドライブついでに心地よい海風を感じつつ、地元の知られざる歴史跡をふらりと辿ってみるのも面白い。
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「山川火薬製造所跡」の基本情報
| 住所 | 指宿市山川町(説明案内板など無)
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| 交通アクセス | JR山川駅から車で3分 |
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